東京を経済都市にするには、とにかく国際港をつくらなければいけないということです。
ベニスを想定して、自由交易都市のようなことを考えていたのです。
実際の東京の経済というのは、いわば日本全土の経済都市のヘッドクォーターとしての経済活動が中心になってくるわけですけれども・・・
渋沢はむしろ世界の貿易都市を考えたわけです。
これは彼が幕臣だったということが非常に大きいのです。
幕臣でありながら、明治時代にひょっこり生き残る形で活動の場を得てしまって、ある腫の政治離れの意識が強かったのです。
ベニスというのは、いわば商人たちが自治都市をつくっていたわけで、政治はできるだけ都市に口を出すな、商人中心の都市にしたいと考えていたわけです。
全国でノルディックウォーキング ポール 販売が行われているような現在では考えられない話ですね。
しかし一方の岩崎さんはそうは考えていません。
これからの日本の経済は政治と一緒にやっていかなきゃいけないと考えていました。
岩崎さんが政商と呼ばれる所以です。
・・・ただ、経済重視ということは同じわけです。
渋沢さんは具体的に、まず日本の最初の経済中心を兜町に想定して、そこに日本の経済機能を全部集めます。
兜町の南が坂本町で東が茅場町です。