プーチン氏の大統領就任は、諜報機関の権力と名声を復活させた。
実際、多くのロシア人は、KGB元大佐でFSB長官を務めたプーチン氏の勢力拡大を、KGBによる権力奪回と見ている。
プーチン氏は2000年に、KGBの元本部で今もFSBが入っているルビヤンカで、こう言い切ったとされる。
「権力を完全に取り戻すという1つ目の指令は、任務が完了した」。
プーチン大統領は政権に多くのKGB出身者を起用した。
4人いる大統領補佐官のうち2人はKGB出身だ。
国家権力と企業、そして諜報関係が融合する新たな流れの中で、この2人はロシア最大級の国営企業、石油大手ロスネフチと航空大手アエロフロートの会長も務めている。